News工房 目高

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Marketing Service

news studio medakaのマーケティングサービス

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ニュースを探す、ストーリーをつくる

人がものを買うとき、なにを欲しているのか。 あなたが喫茶店に入ってコーヒーを買います。お金を払ってコーヒーを手にすることが目的? いえ、そのコーヒーを買ったのは、飲んでおいしいと思うこと、ほっとすることを求めたからです。あなたがマッサージ店に入って肩をもんでもらうのは、肩をもむ行為を求めたのではなく、肩こりや首の疲れをやわらげたかったからです。つまり、価値はそのものにあるのではなく、手にした結果もたらされる、なにかしらの「よいこと」です。

しかし、その価値さえはっきりさせておけば人はものを買ってくれるかというと、そうでもありません。ものを買うときには、多少なりともみな、考えます。この商品を買うかどうかと考え、この商品とあの商品のどちらを買おうか迷う。決め手になるのは「その商品の価格は手にする価値に見合っている」もしくは「手にすれば、きっとよいことがある」「こっちのほうがあっちよりよい」という確信。人が「みる」「きく」「しる」から「買う」に至るために必要なのは、商品の強みをアピールすることと、くっきりとした差別化なのです。そのためにも世の中の人々がどのようなものを求め、どのような行動様式をとるかというデータは欠かせません。マーケティングの目的はニュースになるものがどこにあるか、なにがニュースになるかを知ること。マーケティングの骨子である「4P」、つまり「プロダクト」「プレイス」「プライス」「プロモーション」には、ニュースのもとがたくさん隠されているのです。

マーケティングの手法であるグループインタビューやインターネット調査、会場調査、街頭アンケート、覆面調査、ヒアリングによる実態調査や意識調査、満足度調査、広告効果測定、市場動向調査などは、それじたいが目的ではないはずです。そのどこにニュースをみつけられるか、そこからどんなストーリーが描けるか、私たちはそこがポイントだと考えています。